同居人が男の子!?





「ああー。ビックリしたあ」


家に帰ってあたしはソファーに体を沈めた。


「なにが?」


その隣に光樹が座る。やけに敏感に反応しちゃって…あたしは、馬鹿。



「皆の前で言うんだもん…」


「別にいいじゃん」


まったく気にする様子なし。あたしはため息をつきかけた。



でもその唇は奪われて。


「っん!」


光樹とキスをした。

だんだん光樹とのキスのやり方とかも分かるようになってきて、応えられるようにはなった。



「んっ…ふっ!?」



突然、口のなかが苺の味でいっぱいになった。


そして同時に丸い甘いものと一緒に舌が入ってくる。



いわゆる口移し。
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