同居人が男の子!?





「慌ただしいな」



声がした。
振り替えると壁に寄りかかって腕組みをしてる光樹がいて。



じーっとあたしを見つめていた。


「ちょっと約束の時間に遅れそうで…」




昨日の蓮くんとのキスがあり、なんかあたしは気まずい。


思わず視線をそらした。


「女だけじゃねぇだろ?」


「えっ?」



なんでばれちゃったの?メールの内容、見られた訳じゃないのに。



「スカート…短くね?」


視線をあたしの目からゆっくりと足の方に。




「時間がなかったの!」

恥ずかしくなってあたしは手で足を隠した。



て。
あ!!間に合わない!



「じゃあ光樹、行ってくるね!」
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