同居人が男の子!?
冷たい現実
男の子のくせして色っぽいし、キレイだし。
そんな光樹が羨ましいよ…。
光樹がリビングを出ていった直後にけたたましくケータイが鳴った。
『抄希』
表示された名前は抄希だった。
抄希から電話が来るのは珍しく、嫌な予感がした。
いつもはメール派でたいした用事ではない。
「もしもーし」
いつも通りの声で電話に出た。
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