同居人が男の子!?





その言葉にあたしは声を失った。




そして、ゆっくりと腕を解放してくれて、自由になる。



力がない足であたしは必死に立つ。




どうしよう。

どうしよう。



あたしはまず、この場を去ることしかできなかった。




ぱたん………



静かに自分の部屋のドアを閉めた。


と同時にその場に座り込んだ。




嘘?


なんで…………?



そんなこと言うの?
< 310 / 322 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop