同居人が男の子!?
「……ぅ~ん…」
目を開けるとぱっと視界が白くなった。
あたしは目を細めて眩しいなぁ…なんて思いながら、その場を立ち上がる。
スッキリしないし、お風呂にでも入ろう。
着替えやタオルを持って部屋をでた。
「…あ、光樹…」
つい漏れてしまった言葉に光樹はぱっと反応した。
昨日のことを聞いて、すっきりしちゃいたい。
でも言えないのが。
あたしなんだよね。
きっと答えを聞くのが怖いからだと思う。
意気地無し。