同居人が男の子!?
ーーーーパタパタパタ
早足でスリッパの音がする。だんだん近くに来て玄関の前でぴたりと止まる。
「はーい」
て元気な声で出てきたのはちっちゃな美緒だった。
あまりの小ささに吹き出しそうになったのをなんとか我慢し、冷静に話を進めた。
こいつ。俺が居候に来るのをしらなかったようで。
話がなかなか噛み合わない。
ようやく話がつき俺は美緒の家にお邪魔することにした。
「ふー」
家から持ってきた物を片付けた。
大きなものはもう大抵送ってあって大変なことは特になかった。