同居人が男の子!?






ーーーーで。

今に至る。

「はぁーーー」

学校に行き、即机に突っ伏した。


まぢやだよ。しかも人気の光樹。

光樹ファンに恨まれちまう!!



「みーーーおっ」


後ろから元気な声が聞こえた。

顔を見なくても分かる。
親友と呼べる友達、立石抄希。

明るくて素直で恋するとかなり乙女な人気者。
あたしと仲がいいのは奇跡に近い。


「なにさっきから近寄るなオーラだしてんのさ」

眉を下げ、呆れたように笑った。


「…………だって…ぇ」

昨日の事を抄希に全て打ち明けようとした。

………ハッΣ(´□`;)


このクラスは光樹ファン率学校1!

もしかして聞き耳たててるかも?
光樹の話は地獄耳だしな。


「…体重増えた…」

瞬間的にウソをついた。


バレてない?

抄希にはお昼に言えばいっか。
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