《完》オフィスでとびきりの夜を
広報関係の段取りや打ち
合わせは、モデル本人の
瑞樹と沙織さんが担当してる。
今日はたしか、撮影スタ
ジオの人との打ち合わせ
だったはず……。
「込み入った話になるかも
しれないから、瑞樹一人
じゃちょっとね。
ってわけで、沙織の代役
頼まれてほしいの」
「あたしが、ですか!?」
ギョッとしてつい大声を
出してしまう。
(って、瑞樹と二人でってこと!?
ム、ムリだよ〜っ)
今の状況で二人でなんて、
どんな顔で瑞樹に接したら
いいのかわかんない。
「あ、あの、今日は
ちょっと……」
「え、何?
なんか動かせない予定
あったっけ?」
「いえ、あの……」
合わせは、モデル本人の
瑞樹と沙織さんが担当してる。
今日はたしか、撮影スタ
ジオの人との打ち合わせ
だったはず……。
「込み入った話になるかも
しれないから、瑞樹一人
じゃちょっとね。
ってわけで、沙織の代役
頼まれてほしいの」
「あたしが、ですか!?」
ギョッとしてつい大声を
出してしまう。
(って、瑞樹と二人でってこと!?
ム、ムリだよ〜っ)
今の状況で二人でなんて、
どんな顔で瑞樹に接したら
いいのかわかんない。
「あ、あの、今日は
ちょっと……」
「え、何?
なんか動かせない予定
あったっけ?」
「いえ、あの……」