コールガール〜先生と愛人〜
散った桜の花びらが踏みつけられて汚れている。


散る前はあんなに綺麗だったのに。


散ってしまえば誰にもみてもらえない。


足元に散らばる桜に目を向けながら歩いていた。



毎週水曜日、高校1年のときから決まって行かなきゃいけないところがある。



あたしはその場所につき、インターホンを鳴らす。






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