コールガール〜先生と愛人〜
それから数日後、あたしたちの秘密が少しずつ漏れはじめてしまった。




この日、先生はあたしの家へやってきて、抱いて帰ろうとしていた。



あたしは先生の背中をずっと見つめていて、時計を忘れていることに気づいて先生に声をかけた。



先生は時計を左腕にはめると、車のキーやタバコをもって玄関へむかった。



先生、愛してる……。



あたしは先生の背中を見つめながら、心の中で囁いた。





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