コールガール〜先生と愛人〜
「ナツ、部屋入っておいでよ」




まだ玄関のところで突っ立ったままのナツに声をかけた。



気まずい空気が流れているけど、ナツにならわかってもらえると思っていた。



ナツだけはいつもあたしを見守っていてくれる存在だから。



ナツは靴を脱いで部屋の中へ入ってきて、腰をおろした。



そして、落ち着くためかタバコをすいはじめた。




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