コールガール〜先生と愛人〜
汐莉も俺のことを特別に思ってくれているのはわかっている。



それはもちろん男としてじゃない。



でも、汐莉にいつか聞いたことがあるんだ。





『俺ってお前のなに?』って。



すると、汐莉は迷いもせず『唯一、あたしのことを知っている大切な人』って答えた。



俺はそれだけで泣けるくらい嬉しかったんだ。





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