コールガール〜先生と愛人〜
先生以外に触れられることがこんなに嫌だなんて知らなかったよ。





「汐莉!」





後ろから名前を呼ばれて振り返ったら、ナツがいた。



ナツの顔を見ただけで気持ちが少し和らぐのがわかる。






「サキモト?」






ナツはあたしと手を繋いでいる男を見て、眉間にシワをよせて言った。



サキモトって言うのはこの男の名前なんだろうな。






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