宇宙人管理者3
ザ・異世界☆
「うわわわわわわわわ!!!」
「ぴぎゃあああああああああ!!!!」
ただ今真っ暗なトンネルを真っ逆さまに落下中。
んで、お決まりの。
ドガーーン!!
地面に激突。
「いッ…………」
「うー……目が回るよ〜。気持ち悪……」
二人とも大ダメージを喰らったようです。
ヒラリひらり。一枚の紙が空から落ちてくる。
ちょうどトーヤの頭に墜落した紙を読もうとするトーヤ。
しかし、違和感が。
何か違和感が。
「トーヤ、大丈………」
振り返ったリクは言葉の途中でトーヤを見て驚く。
「トーヤ、背!!背縮んでる!!」
「はあ!?」
慌てて立ち上がり自分の体に触れまさかと言おうとしたが、リクも立ち上がり自分がリクと同じぐらいの背丈になっているのに気付く。
「……どういう事だ?」
「私に聞かれても……あ、その紙は?」
リクが、トーヤの片手に握られた紙を指差す。
「さあな……」
紙を広げ読むトーヤとリク。
その紙には、
『トーヤはもう大人だからリクと同じ位の歳に若返らせてみました☆ちゃんと青春を謳歌しろよ。
byいったて真面目なお祖父様
ps.今二人が居るのは科学と魔法が両方存在する世界だよ。勿論、モンスターもたくさん。二人が通うのはアルカディア魔法学園だから頑張れ。ちなみにピカピカの一年生♪後、武器はテキトーに。』
「……………ふ、ふ、ふざけんじゃねぇ!!!!あんの、クソジジイ〜!!!!!」
トーヤの叫び声は青空の下に響くのでした。