俺はお前だけの王子さま
2人の過去
ヒロキから言われ
俺はまた過去を思い返していた
4年前――――…
俺とヒロキは
中学に入学したてだった。
入学当時から
俺とヒロキは目立っていた。
特にヒロキは
この頃少し荒れてたし。
だけど
俺もヒロキもまだまだガキで
女に関しては
女子から注目を浴びながらも
お互いに
特になにもなかった。
そんな4月のある放課後
桜が咲く自転車置き場で
困ってた女が声をかけてきた。
今思えば、
それすらも計算だったのかもしれない。
俺たちの前に現れたあいつ。
透けるような白い肌
薄い色素の大きな目
マジで妖精だと思った。
ユキナと名乗る彼女は
俺たちが知る誰よりも綺麗だった。
俺はまた過去を思い返していた
4年前――――…
俺とヒロキは
中学に入学したてだった。
入学当時から
俺とヒロキは目立っていた。
特にヒロキは
この頃少し荒れてたし。
だけど
俺もヒロキもまだまだガキで
女に関しては
女子から注目を浴びながらも
お互いに
特になにもなかった。
そんな4月のある放課後
桜が咲く自転車置き場で
困ってた女が声をかけてきた。
今思えば、
それすらも計算だったのかもしれない。
俺たちの前に現れたあいつ。
透けるような白い肌
薄い色素の大きな目
マジで妖精だと思った。
ユキナと名乗る彼女は
俺たちが知る誰よりも綺麗だった。