俺はお前だけの王子さま
王子 春馬・side
はじめてのお誘い
翌朝。
ドサッ
俺が席につくと
水梨 ヒロキがにやにや顔で寄ってきた。
「王子さま~おはよー」
ヒロキの満面の笑みに
周りの女子が頬を染めているが…
「…はいはい、わかってるし」
絶対にこれは
昨日の賭けのこと考えてる顔だ。
うわべの笑顔にマジで騙されてるバカな女子。
コイツの頭ん中なんて
今エロいことでいっぱいなんだぜ?
「…で何さんだっけ?どいつ?」
俺の声に
ヒロキが人差し指を口に当ててシ―――ってする。
ヒロキは顔を近付けて
小さい声で言う。
「渡瀬 愛子。廊下側の髪が
肩までの子」
俺はヒロキの視線の先を見た。
「…マジであんなの狙ってんの?」
ドサッ
俺が席につくと
水梨 ヒロキがにやにや顔で寄ってきた。
「王子さま~おはよー」
ヒロキの満面の笑みに
周りの女子が頬を染めているが…
「…はいはい、わかってるし」
絶対にこれは
昨日の賭けのこと考えてる顔だ。
うわべの笑顔にマジで騙されてるバカな女子。
コイツの頭ん中なんて
今エロいことでいっぱいなんだぜ?
「…で何さんだっけ?どいつ?」
俺の声に
ヒロキが人差し指を口に当ててシ―――ってする。
ヒロキは顔を近付けて
小さい声で言う。
「渡瀬 愛子。廊下側の髪が
肩までの子」
俺はヒロキの視線の先を見た。
「…マジであんなの狙ってんの?」