俺はお前だけの王子さま
「女の子の嫉妬って怖いね」
徳井くんは
私たちとは反対側にあるイスに腰をかけて
慰めるように少し笑った。
「ほんと…なんなの?昼間の事がそんなに悪かった?」
加奈子は悔しそうに言う。
「ごめん加奈子まで私のせいで…」
「愛子は全然悪くないよ?」
加奈子の言葉に
また涙が溢れそうになる。
「違うの。もっと…前から色々あったんだ…」
「え…?」
私は紅茶缶を握りしめた。
そして
ポツリポツリと
加奈子に昔あった事を話始めた。
徳井くんはずっと黙って
遠くを見ていた。
徳井くんは
私たちとは反対側にあるイスに腰をかけて
慰めるように少し笑った。
「ほんと…なんなの?昼間の事がそんなに悪かった?」
加奈子は悔しそうに言う。
「ごめん加奈子まで私のせいで…」
「愛子は全然悪くないよ?」
加奈子の言葉に
また涙が溢れそうになる。
「違うの。もっと…前から色々あったんだ…」
「え…?」
私は紅茶缶を握りしめた。
そして
ポツリポツリと
加奈子に昔あった事を話始めた。
徳井くんはずっと黙って
遠くを見ていた。