俺はお前だけの王子さま
「は…?なんで?」


信じ難い内容に俺も詰め寄る。


「え…っと…詳しくはわからないんだけどぉ…」


若干てんぱる女子を置いて
俺とヒロキは女子部屋の方へ歩き出した。




今の話では―…


渡瀬と夏木が女子に責められていて、それも結構派手にやり合ったらしい。


「まじかよ…」


足早に歩きながらヒロキが呟いた。


俺も…同じ気持ちだった。


渡瀬と夏木のキャラ的に…
責められてもやり合うなんて
想像し難かった。



なんかよっぽど…

何か理由があったのか…?


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