俺はお前だけの王子さま
キーンコーンカーン
授業の終わりを告げるチャイムと同時にヒロキは渡瀬さんに近付いた。
「今日は天気いいから屋上に
行こうよ」
「あ、うん」
渡瀬と一緒にもう一人女子がついてきた。
名前は夏木 加奈子らしい。
俺たちは4人で屋上に上がった。
屋上の重い扉をあけると
青空が広がる。
五月晴れに白いひこうき雲。
ヒロキは大きめのハンカチを
2枚だしてコンクリートの上に渡瀬と夏木の座る場所を作った。
用意周到なヒロキは爽やかに笑う。
はぁ…
休み時間中これかよ。
俺はなんもしないけど
空気そのものがめんどくさい。
俺は小さく息をついた。
授業の終わりを告げるチャイムと同時にヒロキは渡瀬さんに近付いた。
「今日は天気いいから屋上に
行こうよ」
「あ、うん」
渡瀬と一緒にもう一人女子がついてきた。
名前は夏木 加奈子らしい。
俺たちは4人で屋上に上がった。
屋上の重い扉をあけると
青空が広がる。
五月晴れに白いひこうき雲。
ヒロキは大きめのハンカチを
2枚だしてコンクリートの上に渡瀬と夏木の座る場所を作った。
用意周到なヒロキは爽やかに笑う。
はぁ…
休み時間中これかよ。
俺はなんもしないけど
空気そのものがめんどくさい。
俺は小さく息をついた。