俺はお前だけの王子さま
水梨くんの隣に綺麗な女の子がいるのは当たり前だった。
だけど水梨くん本人が彼女だと公表したのは、初めてらしく…
というか
「彼女…なのかな」
まだ認めてないつもりだけど…
だけど断りきれてない時点で、水梨くんを責めきれない。
私が悪いのかも…
「あれが友達の好きな人ばっか狙う最低女だよ…」
追い越されざまにポソッと小声で毒づかれた。
前を見ると永澤さんが、誰かに話てる。
話ながらチラチラ私を見る
嫌な視線。
永澤さん―…
修学旅行中にお風呂でも嫌味を言われた。
中学時代から
実は私を嫌ってた元友達。
元友達なのに…
どれだけ私が嫌いなんだろう。
だけど水梨くん本人が彼女だと公表したのは、初めてらしく…
というか
「彼女…なのかな」
まだ認めてないつもりだけど…
だけど断りきれてない時点で、水梨くんを責めきれない。
私が悪いのかも…
「あれが友達の好きな人ばっか狙う最低女だよ…」
追い越されざまにポソッと小声で毒づかれた。
前を見ると永澤さんが、誰かに話てる。
話ながらチラチラ私を見る
嫌な視線。
永澤さん―…
修学旅行中にお風呂でも嫌味を言われた。
中学時代から
実は私を嫌ってた元友達。
元友達なのに…
どれだけ私が嫌いなんだろう。