俺はお前だけの王子さま
「春馬くんっおはよう」
校門をくぐればいつものように女子が笑いかけてくる。
「………」
ちらみして
俺はそれを無視して歩く。
今のは無いな。
「春馬くん、今日空いてる?」
別の女子。
綺麗なロングヘアーが揺れる。
こいつはまぁ、いいかな。
「別にいいよ。」
俺はスタスタと歩みを止めずに
それだけ言い放つ。
こんな冷たい言い方なのに
喜んでしっぽを振ってる。
馬鹿っぽい笑顔。
やっぱナシだったかな。
「じゃあ放課後教室に行くねぇ」
甘い声が後ろから聞こえる。
返事はしない。
気が乗ったら待っててやるよ。
いつもの光景。
校門をくぐればいつものように女子が笑いかけてくる。
「………」
ちらみして
俺はそれを無視して歩く。
今のは無いな。
「春馬くん、今日空いてる?」
別の女子。
綺麗なロングヘアーが揺れる。
こいつはまぁ、いいかな。
「別にいいよ。」
俺はスタスタと歩みを止めずに
それだけ言い放つ。
こんな冷たい言い方なのに
喜んでしっぽを振ってる。
馬鹿っぽい笑顔。
やっぱナシだったかな。
「じゃあ放課後教室に行くねぇ」
甘い声が後ろから聞こえる。
返事はしない。
気が乗ったら待っててやるよ。
いつもの光景。