俺はお前だけの王子さま
「修学旅行たのしみだね―」
無邪気に笑う夏木。
ヒロキが白い歯を見せる。
「自由行動とか一緒に回ろうよ」
「えぇ!?」
「迷惑かな?」
「そんなことないけど…」
むしろヒロキを見て嬉しそうに赤くなる夏木。
尻尾ふってんの丸わかり…
マジでチョロいよな。
わかってんの?
ヒロキの狙いは隣の渡瀬なんだぜ。
渡瀬を見ると
そんな夏木とヒロキのやり取りを少し寂しそうな目で見ていた。
妬いてんの?
なんだヒロキ…脈ありじゃん。
「………」
案外、渡瀬もチョロいんだな。
結局、他の女と一緒かよ。
なんかうざい。
無邪気に笑う夏木。
ヒロキが白い歯を見せる。
「自由行動とか一緒に回ろうよ」
「えぇ!?」
「迷惑かな?」
「そんなことないけど…」
むしろヒロキを見て嬉しそうに赤くなる夏木。
尻尾ふってんの丸わかり…
マジでチョロいよな。
わかってんの?
ヒロキの狙いは隣の渡瀬なんだぜ。
渡瀬を見ると
そんな夏木とヒロキのやり取りを少し寂しそうな目で見ていた。
妬いてんの?
なんだヒロキ…脈ありじゃん。
「………」
案外、渡瀬もチョロいんだな。
結局、他の女と一緒かよ。
なんかうざい。