俺はお前だけの王子さま
「渡瀬、顔が赤い」
「え…?」
ふいに、王子くんに言われて
ドキッとする。
いや…
これは王子くんのせいなんだよ?
「………」
なんて…言える訳なく…
なんだか恥ずかしくなり無言で俯いていると
すっと、私の頭に乗せられていた王子くんの手が離れた。
え…?
なんで?
少し寂しい気持ちで王子くんの顔を見ると
王子くんは顔を反対側に向けてしまった。
「お…王子くん…?」
「あぁ…?」
「………」
ぶっきらぼうな言い方なのに
耳が赤いよ…?
そんな王子くんに胸が熱くなる
どうしよう…
すごく可愛い…
「…やっぱ、ねみぃ」
顔を反対側に向けたまま
また目をこする王子くん。
「…寝てもいいよ?」
王子くんがいとおしくて今度は私が頭を撫でた。
さらさらの黒い髪。
「…子供扱いすんな…」
王子くんは顔をこちらを向けると、
王子くんの頭を撫でていた私の手首を掴んだ。
「え…?」
ふいに、王子くんに言われて
ドキッとする。
いや…
これは王子くんのせいなんだよ?
「………」
なんて…言える訳なく…
なんだか恥ずかしくなり無言で俯いていると
すっと、私の頭に乗せられていた王子くんの手が離れた。
え…?
なんで?
少し寂しい気持ちで王子くんの顔を見ると
王子くんは顔を反対側に向けてしまった。
「お…王子くん…?」
「あぁ…?」
「………」
ぶっきらぼうな言い方なのに
耳が赤いよ…?
そんな王子くんに胸が熱くなる
どうしよう…
すごく可愛い…
「…やっぱ、ねみぃ」
顔を反対側に向けたまま
また目をこする王子くん。
「…寝てもいいよ?」
王子くんがいとおしくて今度は私が頭を撫でた。
さらさらの黒い髪。
「…子供扱いすんな…」
王子くんは顔をこちらを向けると、
王子くんの頭を撫でていた私の手首を掴んだ。