俺はお前だけの王子さま
王子くんは私の上から退くと、私の隣にゴロンと仰向けになった。
「はぁ…あっつ―」
襟口をパタパタさせながらもう片腕で額の汗を拭う王子くん
そんな姿にすらドキドキする私
私は王子くんの隣で仰向けになったまま、動けなかった。
「な…んで?」
どうしたの…?
なんで途中で?
もう良いの…?
そんな私に王子くんは腕で目元を隠したまま答えた。
「ふと…思い出して」
「え?」
「………」
王子くんの耳が少し赤くなったのがわかった。
「…アレ忘れたから出来ねぇ」
「え?」
アレ?
「はぁ…あっつ―」
襟口をパタパタさせながらもう片腕で額の汗を拭う王子くん
そんな姿にすらドキドキする私
私は王子くんの隣で仰向けになったまま、動けなかった。
「な…んで?」
どうしたの…?
なんで途中で?
もう良いの…?
そんな私に王子くんは腕で目元を隠したまま答えた。
「ふと…思い出して」
「え?」
「………」
王子くんの耳が少し赤くなったのがわかった。
「…アレ忘れたから出来ねぇ」
「え?」
アレ?