俺はお前だけの王子さま
俺は渡瀬をおいて立ち去ろうとした。



そんな俺の背中から


「プライド…あるよ」


渡瀬が声を出した。



「あぁ…?」


俺が振り返ると
渡瀬は真剣な目で俺を見ていた。





「大切な人の為だから…頭も下げられるんだよ」






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