俺はお前だけの王子さま
「うわ~まじで嬉しい!しかもこれ最新のやつだよ!」



……?


「すげ~…」


笑顔でスパイクを180℃見ている勇気を私は見る。


「え?そんなはずないよ?」


私が勇気を見ると勇気も首を
傾げた。


「え?間違いないよ?クラスの奴らまだ誰も持ってないよ!」


え…?

ええ??


だけど王子くんの昔の奴だよね?


「本当に…本当?間違いじゃないの?」


未だに疑う私。

そんな私に勇気は首を縦にふった。


「つい最近クラスで雑誌みて皆で騒いでたもん!絶対に間違いないよ!!!」


「…………」


勇気の言葉に声がでなくなる。


嘘だ…


本当に…?


わざわざ買ったってこと??



そうとしか思えないよね?



だけどあり得ない発想だった。





だってあの王子 春馬くんだよ?



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