俺はお前だけの王子さま
「………」
王子くんはそんな私の手を静かに取ると
それを自分の胸元に当てた。
トクン…トクン…
王子くんの少し速い心音を手のひらに感る。
「…あ……」
私は思い出した。
初めて結ばれた日も…王子くんがこうやってくれたことを。
緊張で無理だと言った私に―…
俺も緊張してる…
緊張するのはお互いに好きだからじゃねーの?
王子くんはそう言ってくれたんだった。
「…………」
私は王子くんを見上げた。
まっすぐな瞳で切なく私を見つめる王子くん
「渡瀬も…スゲー綺麗になった」
王子くんは優しく私の頬を撫でた。
「…………っ」
大人っぽくなったけど、綺麗でまっすぐな瞳は昔と変わらない…
私の大好きな王子くんがそこにいた。
「渡瀬にこうしたくてたまらなかった」
王子くんはそう言うとそのまま私の唇をふさいだ。
王子くんはそんな私の手を静かに取ると
それを自分の胸元に当てた。
トクン…トクン…
王子くんの少し速い心音を手のひらに感る。
「…あ……」
私は思い出した。
初めて結ばれた日も…王子くんがこうやってくれたことを。
緊張で無理だと言った私に―…
俺も緊張してる…
緊張するのはお互いに好きだからじゃねーの?
王子くんはそう言ってくれたんだった。
「…………」
私は王子くんを見上げた。
まっすぐな瞳で切なく私を見つめる王子くん
「渡瀬も…スゲー綺麗になった」
王子くんは優しく私の頬を撫でた。
「…………っ」
大人っぽくなったけど、綺麗でまっすぐな瞳は昔と変わらない…
私の大好きな王子くんがそこにいた。
「渡瀬にこうしたくてたまらなかった」
王子くんはそう言うとそのまま私の唇をふさいだ。