俺はお前だけの王子さま
どうしよう―…
―――…それから約2ヶ月
私はなんとか日常を取り戻していた。
慌ただしく過ぎる毎日に追われ
でも逆にそれが寂しい気持ちを紛らわしてくれていた。
5月も後半になり、だんだんと蒸し暑くなる陽射し。
「はぁ…はぁ」
私は駅からオフィスまでの僅かな道のりさえもなんだか厳しく感じるようになっていた。
「体力が落ちたなぁ…」
歩きながら思わず呟く。
ちょっと暑くなっただけでこんなにバテるなんて。
だけどなんだかんだで今年の誕生日で私も23歳。
つい最近まで高校生だった気さえするのに…
月日の流れの速さに思わず恐ろしくなる。
オフィスでは朝から鳴り響く電話。
私の仕事は営業事務で月後半は特に忙しくなるのだ。
仕事は主に商品の受注と発注の管理をしている。
私はなんとか日常を取り戻していた。
慌ただしく過ぎる毎日に追われ
でも逆にそれが寂しい気持ちを紛らわしてくれていた。
5月も後半になり、だんだんと蒸し暑くなる陽射し。
「はぁ…はぁ」
私は駅からオフィスまでの僅かな道のりさえもなんだか厳しく感じるようになっていた。
「体力が落ちたなぁ…」
歩きながら思わず呟く。
ちょっと暑くなっただけでこんなにバテるなんて。
だけどなんだかんだで今年の誕生日で私も23歳。
つい最近まで高校生だった気さえするのに…
月日の流れの速さに思わず恐ろしくなる。
オフィスでは朝から鳴り響く電話。
私の仕事は営業事務で月後半は特に忙しくなるのだ。
仕事は主に商品の受注と発注の管理をしている。