俺はお前だけの王子さま
その後の二人
親父に結婚報告
「なるべく早めにちゃんと挨拶に行かなきゃね」
プロポーズの翌日
朝の光が射し込む中
渡瀬はホテルの部屋でグレープフルーツジュースを飲みながら言った。
ルームサービスで朝食を取ると言った俺に、ジュースしか要らないと言った渡瀬。
その様子をみていると、口には出さないが昨晩はよっぽど無理して食ったらしい。
「別に…つわりが済んでからでも良くねぇか?」
そんなに体調悪いなら無理することはない。
俺は渡瀬を気遣いつつ言った。
「駄目。ちゃんとリベンジして認めてもらわなきゃ…気になってゆっくり寝れないもん」
そんな俺に対して渡瀬はキッパリと言う。
「だから…親父からはもうOKもらってんだって」
「だけどやっぱりちゃんと挨拶はしなきゃ」
「そんでぶっ倒れたらどうすんだよ」
「そんな少しくらいじゃ倒れないよ。大丈夫だよ~。」
渡瀬は元気をアピールするかのようにグレープフルーツジュースを片手にニッコリと笑った。
プロポーズの翌日
朝の光が射し込む中
渡瀬はホテルの部屋でグレープフルーツジュースを飲みながら言った。
ルームサービスで朝食を取ると言った俺に、ジュースしか要らないと言った渡瀬。
その様子をみていると、口には出さないが昨晩はよっぽど無理して食ったらしい。
「別に…つわりが済んでからでも良くねぇか?」
そんなに体調悪いなら無理することはない。
俺は渡瀬を気遣いつつ言った。
「駄目。ちゃんとリベンジして認めてもらわなきゃ…気になってゆっくり寝れないもん」
そんな俺に対して渡瀬はキッパリと言う。
「だから…親父からはもうOKもらってんだって」
「だけどやっぱりちゃんと挨拶はしなきゃ」
「そんでぶっ倒れたらどうすんだよ」
「そんな少しくらいじゃ倒れないよ。大丈夫だよ~。」
渡瀬は元気をアピールするかのようにグレープフルーツジュースを片手にニッコリと笑った。