俺はお前だけの王子さま
「育児ってやっぱり大変なのかなぁ?」
「出産ってやっぱり痛いのかなぁ?」
腰をさすられながら、ぽつりぽつりと呟くように話す愛子。
「あ、今動いた~」
愛子の言葉に俺は腰を擦る手をゆっくりと愛子の腹に回した。
後ろから愛子の体を抱くと、
ポコポコと小さな波が手のひらに伝わってきた。
「なんかスゲーな」
「ふふ、男の子かなぁ?女の子かなぁ?」
愛子は俺の方に体の向きを変えると、俺の胸に顔を埋めた。
性別は産まれるまでのお楽しみらしくまだ誰も聞いていない。
「名前どうしよう?考えてる?」
俺の腕の中で愛子は少し首を傾げるように俺を見た。
「お義父さんはやっぱり馬を付けたいみたいだね。」
「…んな意見ほっとけよ」
「え~そういう訳にもいかないよ。冬馬とかなら良くない?」
「女ならどうすんだよ。馬子か?」
俺の意見に愛子は小さく笑う。
「出産ってやっぱり痛いのかなぁ?」
腰をさすられながら、ぽつりぽつりと呟くように話す愛子。
「あ、今動いた~」
愛子の言葉に俺は腰を擦る手をゆっくりと愛子の腹に回した。
後ろから愛子の体を抱くと、
ポコポコと小さな波が手のひらに伝わってきた。
「なんかスゲーな」
「ふふ、男の子かなぁ?女の子かなぁ?」
愛子は俺の方に体の向きを変えると、俺の胸に顔を埋めた。
性別は産まれるまでのお楽しみらしくまだ誰も聞いていない。
「名前どうしよう?考えてる?」
俺の腕の中で愛子は少し首を傾げるように俺を見た。
「お義父さんはやっぱり馬を付けたいみたいだね。」
「…んな意見ほっとけよ」
「え~そういう訳にもいかないよ。冬馬とかなら良くない?」
「女ならどうすんだよ。馬子か?」
俺の意見に愛子は小さく笑う。