゚。*先輩*。゚
「お前何やってんだよ〜!!」
身長の高い先輩の後ろから聞こえてくる声に私と先輩は声のするほうに体を向けた。

「お前ちゃんと謝れよ〜!!」

後ろから来た先輩は身長の高い先輩の肩を叩いた。


「謝ったって!!

ごめんね?」
「…大丈夫です。」


「マジごめん!!

行こっ!!」
「お前サイテー」
「こいつが一年の子に体当たりした〜(笑)」
「してねぇよ!!」
「わぁーサイテーだ!!(笑)」

…………。

「なんていうかアレだね。
にぎやかな人たちだね…」
佐江はそう言った。

「…頭いたい…」


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