過去の秘箱


実の父に会いたいとは思った事もないし、、もう忘れている存在だった。


正男を普通に父だと思い、義理だなんて意識もしないで生きてきた、この13年……。


その思いを……昨日の一夜がぐちゃぐちゃにした。


お父さん……私はあなたの本当の娘ではない……だから?


  だからなの?


  あんな事したの?


私は……本当のお父さんだと思っていたんだよ。


どうしたらいいのよ……これから先……。




< 31 / 221 >

この作品をシェア

pagetop