キミを忘れない

不思議な人。



授業の内容なんて、ちっとも
頭に入ってこない。

りくって人がこの学校のどこ
にもいないなら、屋上で会った
あの人は誰…?


偽名?

それとも、存在しない人?


ちっとも分からない…


一体、なんなのか。


とにかく、もう一度あの人に
会わなければ。


そう思ったら、教室を飛び出して
あの場所へと走っていた。
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