ね、先生。
部活
今日の午後の授業は、部活紹介の時間へと変更になってた。
私たち1年をはじめ、全校生徒が体育館に集まり、各部活の紹介を見てから各部室、教室へと移動する。
「只今より、部活紹介を始めます~。」
生徒会らしき人のアナウンスで部活紹介が始まる。
体育館での並びも、出席番号順だった。
部活紹介の途中、
「ね、葵はどの部か決めてるの?」
里美が振り返って話しかけてくる。
「いや、、。
中学の時バレー部だったんだけど、高校にしかない部にも入りたくって・・・。」
そんな話をしてる時だった。
「次はテニス部、お願いします!」
アナウンスと共に聞こえてくる、ボールを弾く音。
音の方へと視線を向けると、肌の小麦色に焼けた男子生徒が見える。
その人は、
しなやかな動きでラケットをボール目掛けて振り、狙いを定めた所へとボールを運ぶ。
何度かラリーをした後に、ボールを上手に操り自分の手の中へと収める。
そして、
ラケットとマイクを入れ替え、
「テニス部の部長をやってる、真鍋といいますっ!
初心者でも、一から教えますんで、是非テニス部へ遊びに来てみてください!」
「・・・わぁ・・。」
一目惚れってこういう事なんだろうって、思った。全然知らない人なのに、ただ『好きだ』と感じた。
そして、
もっとあの先輩の事を知りたくなった。。。
私たち1年をはじめ、全校生徒が体育館に集まり、各部活の紹介を見てから各部室、教室へと移動する。
「只今より、部活紹介を始めます~。」
生徒会らしき人のアナウンスで部活紹介が始まる。
体育館での並びも、出席番号順だった。
部活紹介の途中、
「ね、葵はどの部か決めてるの?」
里美が振り返って話しかけてくる。
「いや、、。
中学の時バレー部だったんだけど、高校にしかない部にも入りたくって・・・。」
そんな話をしてる時だった。
「次はテニス部、お願いします!」
アナウンスと共に聞こえてくる、ボールを弾く音。
音の方へと視線を向けると、肌の小麦色に焼けた男子生徒が見える。
その人は、
しなやかな動きでラケットをボール目掛けて振り、狙いを定めた所へとボールを運ぶ。
何度かラリーをした後に、ボールを上手に操り自分の手の中へと収める。
そして、
ラケットとマイクを入れ替え、
「テニス部の部長をやってる、真鍋といいますっ!
初心者でも、一から教えますんで、是非テニス部へ遊びに来てみてください!」
「・・・わぁ・・。」
一目惚れってこういう事なんだろうって、思った。全然知らない人なのに、ただ『好きだ』と感じた。
そして、
もっとあの先輩の事を知りたくなった。。。