ね、先生。
翌日。



「ごめんな、放課後に呼び出して。」

「・・・い、いいえ・・。」


私は、沢田くんとの約束を守った。
人の通りのない、食堂の前で二人。変な緊張感が私を襲おうとしてた・・・。



「あ、あのさ、、実は、、」


沢田くんは、右手を頭にのせて話し始めた。



 ・・・ドクン。 ・・・ドクン。


「もう、、、気付いてるかと思うけど・・・」



 ・・・ドクン。 ・・・ドクン。


「・・・オレと、付き合ってくださいッ。」



里美の、言うとおりだった。
今、私は沢田くんに告白されて・・・いる。
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