ね、先生。
翌朝。

私は、

昨日もらったバイト代をはたいて買った時計をカバンに忍ばせ、学校へと向かった。


そして、

先生の課外を受ける。



授業中でも、

あの図書館の裏での出来事以来、まともに先生の顔を見ることは出来なかった。


視線が偶然にぶつかっても、すぐに逸らしてた。


気持ちはずっと先生に向かってるのに・・・。



だけど、

今日は、ずっと先生を目で追いかけた。


1年前の自分を思い出しながら・・・。
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