ね、先生。
私が不貞腐れるように先生の残していった食器を片付けてると、
「ね、何で辞めないの?テニス部。」
里美が聞いてきた。
「それは、、。」
「先輩のこと・・・?
でも、3年って基本6月末で引退でしょ?あ、テニス部は夏の試合まで・・?
にしても、一緒に居られるのはあとごくわずかな時間なのに、行かないなら意味ないじゃん。居ても。
試合なら、部員じゃなくても見学行けるし、引退と共に辞めるなら、今辞めてもいいと思うんだけど、、、。」
「・・・うん。」
私が部活を辞めないのは、私なりの最後の抵抗だった。
美加の流したうわさを認めるようで、イヤだった。
はっきりとしない私に里美は少し呆れた顔をしつつ、
「ま、葵の決める事だけどね!
あのさ~、パフェの美味しいお店見つけたんだ!今日、行かない?」
と、言ってくれた。
「ね、何で辞めないの?テニス部。」
里美が聞いてきた。
「それは、、。」
「先輩のこと・・・?
でも、3年って基本6月末で引退でしょ?あ、テニス部は夏の試合まで・・?
にしても、一緒に居られるのはあとごくわずかな時間なのに、行かないなら意味ないじゃん。居ても。
試合なら、部員じゃなくても見学行けるし、引退と共に辞めるなら、今辞めてもいいと思うんだけど、、、。」
「・・・うん。」
私が部活を辞めないのは、私なりの最後の抵抗だった。
美加の流したうわさを認めるようで、イヤだった。
はっきりとしない私に里美は少し呆れた顔をしつつ、
「ま、葵の決める事だけどね!
あのさ~、パフェの美味しいお店見つけたんだ!今日、行かない?」
と、言ってくれた。