ヤクザ×極道娘



瑠衣くんの体は本当に温かくて心地よかった。


「あの~…俺ら居るんスけど」


遠慮がちにタクが声をかけ、あたしは慌てて瑠衣くんから離れた。


「あっ!のっ!ごめんなさい!えっと…あた、あたし部屋行って来ます! //」


「焦り過ぎ(笑)顔真っ赤」


恥ずかしい… //


穴があったら入りたいよ…



でも、


なんでだろう?


もっと、


抱き付いていたかった。


抱き締めて欲しかった。



< 128 / 183 >

この作品をシェア

pagetop