ヤクザ×極道娘



進路室に着き、中に入る俺ら。


「いや~、無事で何より!」


ソファに座ったおっさんが陽気な声で言った。


「無事で何より、じゃない!金属バットよ、金属バット!見た!?」


「見たよ~。でも、あれぐらいお手のもんじゃないの?」


「カッチーン。ありえないっつーの」



なんだ?


お手のもん?


てか、怒られねーの?


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