ヤクザ×極道娘
インターホンを鳴らし、「サトです」とサトが名乗ると、大きな門が開いた。
「ようこそ」
そう言って迎えてくれたのは、25歳くらいのスーツを着たお兄さん。
イケメンじゃん!!!
「梨花様、真っ直ぐ行って屋敷の左の部屋へどうぞ」
「あっ、はい!てか、様とかいらないですから…」
「行ってらっしやせ、お嬢」
「は!?一人?!」
「そうですよ?」
まじかよ…
あたしは不安な気持ちいっぱいで屋敷へ向かった。