ヤクザ×極道娘
その後もなんか話してたみたいだけど、あたしは聞いていなかった。
話が終わり、あたしは母さんと部屋を出て庭に行った。
「梨花、姪っ子なんて言ってごめんね…。ただ…信じてほしいの、私のこと」
「母さんのこと?」
「えぇ」
「そんなん当たり前やん!どこぞの世界に親信じひん子どもがおるん?」
「そうね。梨花は私の自慢の娘だわ」
「ありがと」
「香山家の娘ってことはバレたらバレたで仕方ないけど、絶対に自分から言わないでね」