ヤクザ×極道娘
170センチはあるだろう、高い背で大人っぽい印象を持ったが、どこか子どもっぽくて守ってやりたい感じがした。
「ひっろー…」
部屋の広さにあっけにとられてる桜庭梨花だが、俺にとっては普通だ。
「そうか?必要なものとか、お前が家で使ってたものは全部揃ってるはずだ。足りないものがあったら言ってくれ。俺の部屋はすぐ横だ」
「ありがとう!」
輝くような笑顔を見せ、軽く走ってクローゼットを開ける桜庭梨花。