ヤクザ×極道娘



俺は冷蔵庫から紅茶を取り出してソファに座って飲んだ。



「……くん!」


…ん?
なんだ?


「…いくん」


梨花の声…?


「瑠衣くんっ!」


俺は眠い目を開けた。



どうやら、眠っていたらしい。



「こんなところで寝ちゃ風邪引いちゃうよ?」


床に座り、俺の肩を揺すりながら、上目遣いで言う梨花。



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