Pure Love
俺は、眠ってしまった莉子に布団をかけなおして、キッチンの椅子に腰掛けた。
「ふう~…っ」

ハーブティーを一口飲み、息を吐き出す。


明日は久々休みだし、ようやくゆっくりできるな。

家で一日中のんびりして過ごすか…。

あ、莉子も休みって言ってたな。
DVDでも借りてきて二人で過ごそう。

莉子の苦手なホラーでも借りるか…―。

そんな事を考えてたら、軽く睡魔が襲ってきた。

「俺も寝るか…。」

気持ちよさそうに眠っている莉子の隣にそっと寝転んだ。

俺もすぐに眠りに落ちた…―。


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