Pure Love
その夜、仕事が休みだった翔と夕食を食べながら、今日俊也が来た事を翔に告げた。


「大丈夫だった?」

ちょっと間があったあと、翔が言った。

「うん。お客さん来たら帰ってったよ。」

「そっか。何かあったら言えよ。」


「うん…。」


…今日の俊也、何か元気ない??


いつもより食べてないみたいだし。


その日は珍しく翔がワインを飲みたいと言って、二人で飲んだ。


あまりお酒が強くない私は、酔いが回ってしまい、先にベッドに横になった。



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