YOU&I


 悠が電話を切ってから1分ほどで、電話がかかってきた。


「あぁ・・・わかった・・・さんきゅ・・・。」


 そう言うと電話を切り


「行くぞ」


 と言いあたしの腕を引っ張った。


「え?待ってどこ行くの???」


 あたしの頭にはハテナでいっぱいになった。


 そんなことはお構いなしに腕をグイグイ引っ張る悠。


 悠は何を考えてるの・・・???わかんないよ・・・。


 そのまま寮を出ると公園の様な場所へやってきた。


 そのには、かの有名なフェ○ーリの様な高級車があった。


 悠は何もなかったかの様にその車の中に入って行った。


「この車・・・悠の家の???」


 と聞くと


「そうだ・・・何か変か??」


「へ、変じゃないよ・・・ただ・・・高そうだから・・・。」


 あたしがそう言うと


「別にそこまで高くない・・・。」


 と返ってきた。





 
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