ハーレムプリンセス

「分かったから!頼むから静かにしてくれ!!」




三人相手は疲れる…。




「しょうがないな〜!で、勝負を僕らに考えろと??」

「切り替えはえーな…まぁ、そういうこと」

「いいよー♪楽しそう♪」

「……ただし正々堂々とだからな??」

「正々堂々と??」

「そう。で、何かいい勝負ねぇ??」




正々堂々ってどうすればいいんだ?




「あ!!寒中水「却下!ついでに、そこでお前が死んでこい!!」

「じゃあ、これは?バンジー「縄切れて死んでしまえ!!それと、真面目に考えろや!!」




え、何?この双子?考える気あんのか?!





「………もう、かくれんぼでよくない??」





そう発言したのは、俺じゃ無い。



もちろん双子でも無く、葵だった。





「…その方向で行こうか……あおりん」

「詩、テメェ…ブッ殺す!!!」

「嘘嘘!嘘だから!悪かったって!!!マジ、目据わってるから!!」

「…チッ」





盛大な舌打ちをお見舞いされました。





その後の話し合いで、(果たして、あのメンバーで話し合いになったのだろうか…)本格的にかくれんぼに決定した。







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