ハーレムプリンセス
「姫ちゃん。一体何があったんだ?」
颯太さんがいったん皆を宥め、そう言う。
さすが、保父さん……。
『そうそう!もう、何があったとか言ってらんないんだよ!!取り合えずコレ見て!!』
アタシは目の前にある掲示板を指差した。
「掲示板??」
5人の顔が掲示板へと動いた。
「……挑戦状?」
『うん。そうみたい』
「えーと、何々?……
―挑戦状―
5人の護衛へ
来週のこの日、あの場所でゲームを行う。
君達が勝ったら、お姫様が学園に残ることを認めよう。
ただし、俺達が勝った場合には、君達のお姫様を学園から追放する。…だとさ」
『舜!!その続きも!!』
「あ?…あぁゲーム内容は…かくれんぼぉぉぉお!?は?マジで!?ちょっ!なぜに!?」
『いいから!!早く続き読んでよ!!』
確かに、かくれんぼにはアタシも驚いたけど!!
そこじゃないの!!アタシが1番驚いてるのは!!