愛玩子猫のしつけ方
「あたし……っ、凛子の彼女だったのーーーっ!?」
「…………!?」
あたしの声に由貴くんの肩がビクリと震える。
「………全くもっていい迷惑よ…。誰がこんなお子さまいるかっての。にこはあたしのペットなのに……。」
凛子は憤慨した様子で不機嫌にそんな事を言う………。
「………。」
それはそれで……大変酷いんですが………。
「~~~!!……うわぁ~ん!由貴く~~んっ!!」
「………!!」
悔しいあたしは隣で固まってた由貴くんにしがみつく。
慰めてぇ~…っ、ダーリン…!てな感じです……。
傷ついたにこはダーリンの優しさを求めています~~っ!
由貴くんをうるうる見上げてダーリンの優しい慰めを待った。