愛玩子猫のしつけ方




「あたし……っ、凛子の彼女だったのーーーっ!?」



「…………!?」



あたしの声に由貴くんの肩がビクリと震える。



「………全くもっていい迷惑よ…。誰がこんなお子さまいるかっての。にこはあたしのペットなのに……。」



凛子は憤慨した様子で不機嫌にそんな事を言う………。



「………。」



それはそれで……大変酷いんですが………。



「~~~!!……うわぁ~ん!由貴く~~んっ!!」



「………!!」



悔しいあたしは隣で固まってた由貴くんにしがみつく。



慰めてぇ~…っ、ダーリン…!てな感じです……。



傷ついたにこはダーリンの優しさを求めています~~っ!



由貴くんをうるうる見上げてダーリンの優しい慰めを待った。







< 112 / 283 >

この作品をシェア

pagetop