愛玩子猫のしつけ方
「………!?……ちょ…っ」
無邪気にすりよってきたり……
「や~~~っ!」
「………っ!!?」
動揺して…ちょっとでも離れようとすると、すらっと真っ白な足まで絡めてしがみついてくる………っ。
学校の帰りな彼女は、それなりに短い制服のスカート姿で……。
俺の腰に巻き付いた足は太ももまでしっかり見えてしまう……。
「~~~~っ!!」
俺も健全な高校生男子なんですけど………!
理性と……それに相反する感情があるんですけど………!
「………由貴くん、……好きぃ~……。」
「………!!」
ただ無邪気に…にこぉっと笑われると………。
もう……何も出来なくて………。
「………はぁ…。」
「………??」
可愛い君が時々……
「…………にこちゃんの……鬼………。」
「………!?……なんでぇ~~っ!?」
そう思えて仕方ない……………。
ある意味、幸せな悩みでもあるんだけど………。
俺を無邪気に惑わす君も……俺は好きで仕方ない………。
だけど、
「………そのうち覚悟しといて……?」
「………??……うん??」
いつか……そのうち。